英語が伝わらない、意外な理由

新卒で就職した会社には、専任の英会話の先生がいました。学習塾の運営会社で、海外にも何校か展開してたんです。海外校で働きたくて、入社しました。

帰国子女の学生寮もやっていました。英語ペラペラな中学生や、高校生が数十人で生活している寮です。

海外赴任中のご両親と離れて、日本の学校に通っています。そこの寮長のアメリカ人の先生が、塾講師の私たち社員にも、グループレッスンをしてくれました。

ほとんどの社員が海外赴任希望だったので、それなりに英語に興味はあるし、学習意欲もある。でもみんな自信がなくて、小さな声でもごもご発言してばかり。

すると先生曰く、「聞こえないから、聞き返される。決して、発音が悪いからとか、文法が間違っているからとかで、聞き返されているのではない。単純に、声が小さすぎるだけ」と。

「えっ?そんな単純なことなの?」と、なんだか拍子抜け。でも、たとえ「大きな声で話そう」と意識したとしても、やるのは案外難しいのです。

もちろん、喉の問題じゃない

一般的に日本人は、英語に自信がない場合が多いです。自信がないと、声は小さくなりがち。決して、肉体的に大きな声が出せないわけではない。

「これで、あってるかな?」と思いながら話すと、大きな声が出せないだけです。子供を叱るときや、ワールドカップの応援のときなんかは、ありえないくらいの大声だせますよね。

相手からすれば、聞こえなかったので「Pardon?」と聞き返しただけ。でも自信のないときって、聞き返されると「やっぱり間違っていた!?」と焦ります。そして、ますます自信をなくしてしまう。

でも多くの場合、文法や発音が間違っているというよりも、声が小さすぎることの方が問題なんです。実際の会話では、文法や発音なんて、みんな結構間違ってますよ。英語を話すのは、ネイティブだけではないですからね。

いろんな人が、英語を話す時代です。多少のミスはお互い様。はっきり大きな声で言った言葉は、多少発音が悪かったり、文法が間違っていたとしても、なんとなく伝わってしまうもの。

だから、声を大にして言います。「英語は、とにかく大きな声で話そう!」

 

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ジェーン

ジェーン

外資系企業で働くワーキングマザー。海外駐在と、外資での勤務経験をもとに、仕事に関わる英語の話、マインドセットの話などを中心に書いています。詳しいプロフィールはこちら