防災士研修(5)|電池式ラジオとトイレットペーパーはお守り

グラっときたあと、私はすぐにテレビをつけてNHKを見ます。みなさんはいかがでしょうか?NHKの災害報道はダントツですよね。

NHKは全国数百か所にお天気カメラを設置していますが、お天気の観測だけが目的ではなく、地震発生時の津波の観測も主要な目的なのだそうです。というより、こちらがメイン。

東日本大震災の津波の映像は衝撃的でしたが、大津波を生放送したのは世界で初だったそう。偶然撮影できたのではなく、地震が来たら津波の第一波が来るはずのところを全国くまなく網羅する活動があったからこそできたこと。何も発生していないときの活動が生かされました。

災害時はテレビよりもラジオ

災害発生時の緊急番組のキャスターは、NHKの中でも特に優秀なアナウンサーがつとめます。朝・昼・晩のそれぞれにそういうアナウンサーが一人は勤務しているという体制をとっているそうです。

彼らは常に緊急放送に対応できるように訓練している。台本なしで、画面の映像を事細かに伝える訓練です。町の様子、波の様子、空の様子などをすべて言葉で伝える。それはラジオを聴いている、映像は見られない状況の人たちにも、正しい情報を伝えるためです。

七波全中といって、NHKが持っているテレビ・ラジオのすべての放送枠が緊急時には総合テレビと同じものが放送されます。だからNHK総合テレビを見ていれば間違いないのですが、被害が大きいところでは停電している場合があります。

その時に活躍するのが電池式のラジオ。映像が見えなくても、NHKの優秀なアナウンサーが状況を事細かに伝えてくれます。正確な情報は自分の身を守るための大切なツールです。ぜひ常備しておいてください。

職場からの帰宅を考える

災害はいつ発生するか分かりません。自宅の備えを万全にしていても、職場や外出先で被災する場合もあります。

外出先にまでいつも避難用具を持っていくわけにはいかないので、その場合はしかたがないとして、職場はどうでしょう?自宅よりも職場のほうが外出している場所から近いこともあるでしょうし、ある程度職場に避難用具を用意しておくと安心です。

オフィスにおいておけるものは限られています。そしてオフィスからは、ある程度時間をかけて帰宅する必要があると想定されます。必要なものはいろいろあるはずですが、ある講師の方がぜひとおすすめくださったのは「トイレットペーパー」。

みなさん職場から自宅まで歩いてどれくらいかかりますか?東日本大震災の時、私は3時間歩きました。それでも短いほうだと思います。

時間がかかればどしてもお手洗いに行きたくなります。トイレは意外とどこでも借りられます。でも問題は紙がなくなっていること。マイペーパーを持参していれば、安心して借りられます。

水やカロリーメイトなどのちょっとした食料は準備していましたが、トイレットペーパーは盲点でした。私も早速オフィスに置くようにしました。

それと上述のラジオ。これも重要。スマホでもラジオが聞ける時代ですが、電池切れが心配です。小さい電池式携帯ラジオは、想像以上に消費電力が少なく電池の持ちがかなりいいです。ぜひ職場に一つ。トイレットペーパーとともにお守りがわりにいかがでしょうか?

 

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ジェーン

ジェーン

外資系企業で働くワーキングマザー。海外駐在と、外資での勤務経験をもとに、仕事に関わる英語の話、マインドセットの話などを中心に書いています。詳しいプロフィールはこちら