書評:一生太らない魔法の食欲鎮静術

食事瞑想という概念を紹介している本です。食欲がおさまらずに困っていました。『鎮静』という言葉の重厚感に惹かれて購入。

著者は松尾伊津香さん。ダイエット専門ジムでインストラクターをなさっています。ミス・モデルジャパン2016日本大会で第3位に輝く美ボディの持ち主なんだそう。

本書の概要

松尾さんご自身の試行錯誤をもとに開発されたメソッドを順序立てて、しかも「あるある!」を随所に交えながら軽快に綴られています。

  • 第1章 やせてもやせても、やせられないのはどうして?
  • 第2章 「本当の味わい方」を知る
  • 第3章 味わい方を変えて「やせ思考・体質」になる
  • 第4章 心が整う食事瞑想
  • 第5章 一生太らないためのダイエット黄金メソッド

ネタバレになってしまうので詳細は書けませんが、食べ過ぎを防ぐためにまず必要なことは「満腹感と満足感は違う」と認識すること。

そのうえで「満足感を得る食べ方」をしていく必要がある。そのポイントは「舌先を使って味わう」ことと、「胃の感覚に敏感になる」こと。

やることをまとめるとこの2点で、非常に簡単です。でも実際にやるのは難しいし、やっていく中で問題もみつかったりする。そういうことへの対応策もしっかり載っています。

大事なポイント

うつ病の人にとっての「頑張って」が心の負担になるのと同じで、「食べないで」という言葉が余計にその人の心に圧をかけ、食欲を暴走させてしまうことがある

食欲を満たすことでストレスを解消するというのは、意外とあるんだと思います。知らず知らずのうちに。

そして「食べちゃダメ」という思いが、新たなストレスにもなる。ダイエットって結局最後は食事を減らさなければならないところに行きつきます。

そこに無理があると、やっぱり続かない。リバウンドしてしまう。この食欲鎮静術にはそういう無理が少ない。それがとても魅力的です。

まとめ

本書を購入した日から実際にやってみました。今まで味わっているようで、味わっていなかったと分かりました。

そして味わうことって意識的にしないとできないです。だから「ながら食べ」はダメだってこと。

それとうすうす気づいていた恐ろしい事実、

胃には「大きさが変わる」という特異な性質があります

なんだそうです。やはり・・・。

低カロリーだからとか、血糖値を上げないからとかいう理由で、大量の野菜を食べていました。

それによって胃が大きくなったり、血糖値が上がらないために満腹感が得られなかったりしているらしいです。

巷のダイエットノウハウいろいろありすぎて、そして実践しすぎて、私はもうカオスです。

この「分からなくなっている」という状態は、頭で考えすぎているということなのではないでしょうか?

本書が提唱しているように、もっと舌先や胃、物理的な感覚に目を向けるべきだったんじゃないのか?

一食一食を、きちんと味わいながらいただくようにします。

The following two tabs change content below.
ジェーン

ジェーン

外資系企業で働くワーキングマザー。海外駐在と、外資での勤務経験をもとに、仕事に関わる英語の話、マインドセットの話などを中心に書いています。詳しいプロフィールはこちら