ヤマトの経営陣は恥ずかしくないのかな?Amazonで買いにくい。

便利でついつい買ってしまう、ネット通販。ただ配達の方が大変そうで、いつも申し訳なく思っていました。そんな中飛び込んできた、ヤマト労組から経営陣への要求のニュース。やっぱり現場は、相当疲弊してたんですね。

私はAmazonで年に数十万円は買い物をしています。書籍、家電、パントリー商品、おもちゃ etc。ちょっとね買いすぎだなと思っていたんです。

で、このニュースです。これを聞いた2月下旬から、Amazonでほとんど買い物をしていません。この2週間で買ったものは、Kindle本数冊と中古本1冊のみ(郵便でポスト投函)。

節約しなきゃという気持ちと相まって、確実に気持ちは「ネット通販離れ」を起こしています。そういう方、意外と多いんじゃないかしら?

ヤマト経営陣、なんで労組と同じ立場みたいになっちゃってるの?

報道では、なんとなくAmazonが悪者になっているような気がします。安く包括契約を結んで、ヤマトに無理難題を押し付けていると。

確かにね、そういう部分はあると思います。Amazonって業者に対してかなり手厳しいですから。

でもさ、他の宅配業者は断ったんですよね。佐川さんとかは。無理だって。それを受けちゃったヤマトさんの責任はどうなの?

受けといて、やってみたらダメでって。まあ、そういうこともあるだろうけど、それだったらそれで、前向きな改善案を出してみるとか、自発的に何とかするべきだったんじゃないのかな?(したけど、聞く耳持たなかったとか?)

なんか今回は、「労組から要求されちゃって」とか、「ホント、現場がかわいそうなんで」みたいに、大々的に報道されてます。世間の同情買うよね。

だって本当にかわいそうだもん。みなさん一回くらいは、そういうヤマトさん見たことありますよね?

でも経営陣まで、まるで『犠牲者』みたいな態度になっちゃってるのは、おかしくない?この態度、極論すれば「Amazonへの消極的な攻撃」でもあり、「Amazonを使う消費者への牽制」でもあるよ。

現場の改善、しっかりやってあげて

「物流量がここまで増えると思わなかった」ということなんだろうけど、そしたら何?未来永劫、物流量が爆発的に増えちゃいけないの?国は経済を活性化させたいのに、消費を抑制しろっていうの?

単に「予測が甘かった」ってことじゃないのかな?たしかに、予想は外れることもある。それを責める気はない。でも「Amazonとの契約を見直し」したら、状況が改善されるのかしら?

再配達の問題が取沙汰されてますよね。これがかなりの足かせになっていると。確かにそうでしょう。で、再配達有料にしたら?なんて議論もあるようです。

でも再配達を有料って、どうやって課金するの?しかもいくら?50円?100円?ドライバーさんが現場で、現金で回収するの?こんなことしたら却って現場が回らなくならない?

それよりも、各配達の情報を集約して、もっと情報データベースをしっかりするべきなんじゃないかな?

「昼間は絶対にいない家」とか、「いつも午前中を指定している家」とか、同じ家を何度も配達していれば、傾向みたいなもの分かってくるはず。

そういう草の根情報を使って、再配達をできるだけ回避するという取り組みは、やっているのでしょうか?

現場のセールスドライバーの経験値とか情報を、企業の経験値&価値情報にできていないのが、ヤマト運輸の最大の問題なんじゃないのでしょうか?

「とにかくこの1個を早く配達しちゃおう」という動きに見えるんですよね。現場レベルではそれでいいです。でも営業所レベルとか、会社レベルでは、もっと大きな視点で見てほしい。

  • 同じ家に一日に複数個の荷物があって、それを何回も配達に来た
  • 営業所に連絡したのに、取りに行ったら配達にもっていかれていた
  • 20時~21時の配達時間が過密らしくて、21時過ぎてから来たり

とか、現場は本当にカオスです。実際にセールスドライバーのお世話になっている、各家庭のほうが状況が見えているかも。

カオスのトリガーは、Amazonからの出荷量の爆発的な増加だったかもしれない。でも、「それじゃ物流量そのものを減らしましょう」って話じゃない。もっとヤマト社内の情報連携を、しっかりすべきという問題なんじゃないでしょうか?

予言

こんな一中年おばさんにまでお家事情が丸見えになっちゃって、ヤマトの経営陣は恥ずかしくないんでしょうか?

一応お客であるAmazonが悪者みたいな印象を与えてしまって、リアルにAmazonさんを目の前にした時、そんなに堂々と価格交渉できるの?

ホント、「ボクも犠牲者」みたいな態度とってる場合じゃないっすよ!

私は、近い将来Amazonは自前の配送システムを構築するのではないか?と思います。すでに、すごい発送システムを持っている。

効率の悪い配送業者を使ってそこに荷物が滞留するより、よく考えたら、「自分で発送センターから直接送っちゃったほうが早くて、安いんじゃない?」となると思う。

取扱量が一配送業者をそこまで苦しめているということは、逆に「自前配送システムを持ってもペイできるくらいの規模」になっているということではないでしょうか?

ヤバいよ、ヤマトの経営陣さん。

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ジェーン

ジェーン

外資系企業で働くワーキングマザー。海外駐在と、外資での勤務経験をもとに、仕事に関わる英語の話、マインドセットの話などを中心に書いています。詳しいプロフィールはこちら