「働く」ってこと自体には、定年や引退はない。

以前のエントリー「無事これ名馬。継続は力。」でご紹介した、現役最年長オートレーサー・谷口武彦さんが引退されたそうです(東スポニュース)。

頑張っている姿に勇気をもらえると、たくさんの根強いファンがいらっしゃるそう。惜しまれながらの引退ですね。

「働く」って、いろいろ

谷口さんはオートレーサーとしては引退されましたが、これからメディアに引っ張りだこなのではないでしょうか?

働くっていうのは、いろいろな形があります。

我々はついつい、働くことは「お金を得ること」と考えがちです。確かにそういう働くこともあります。でもそれは、労働(Labor)です。

無休&無給という仕事すらある

休みは取れない、それでいて報酬もない。この待遇で働いてる女性が世界には数十億人いる。この仕事、なんでしょう?

正解は、お母さん。これは、母の日のキャンペーンで作られたユーモアと、愛のあふれる動画です。

お母さんは年中無休で、無給。でも、お父さんだってそうです。人は社会の中で、いろんな役割を持っていて、そのほとんどは無休ではなくても、無給。

賃金を得る「労働」だけが働くことと思うと、賃金を得られないものは働くことではないと思ってしまう。

この考え方が危険なのは、お金がもらえない仕事は、価値がないと扱われること。そうすると、相手に対する感謝が無くなってしまいますね。また、自分自身の評価も低くなるというのも問題です。

自分に対する勤めだって、立派な働くこと

役割と働くことの話になると、独身だとか、家族がいないとか、子供がいないとか、つまり、「だから自分は社会的価値がない」ということを言う人がいます。

でもこれ、100%間違ってますよ。

だって、自分のために働くことだって、立派な仕事です。自分を身ぎれいに保つとか、自分にご飯を食べさせるとか、ゆっくり自分の体を休めるとか、全部立派な働くことです。

人が生きている限り、必ず働いている。価値がないってことは、絶対にない。極論すれば、息をしているだけで価値があります。

「感謝」をやり取りする

ものすごいきれいごとになってしまいますが、「働き」に「感謝」が払われるのが理想ですね。

「労働」には、「賃金」。「賃金のない仕事」には、「感謝」。

働くことは、生きていくことです。だから引退もなければ、定年もない。ずっと続くこと。お金は得られなくても、気持ちのやり取りで幸せを得たいです。

 

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ジェーン

ジェーン

外資系企業で働くワーキングマザー。海外駐在と、外資での勤務経験をもとに、仕事に関わる英語の話、マインドセットの話などを中心に書いています。詳しいプロフィールはこちら