交通標識、英語併記へ

海外で、車を運転したことがありますか?私は2度だけあります。

一度目は、アメリカで。現地の友人が運転する車に乗っていたところ、彼の子供がぐずってしまい泣き止まないため、運転を替わってほしいと頼まれたとき。海外で運転するのは初めてで、しかも高速道路だったので、緊張の手汗がハンパなかったです。

二度目はシンガポールでしたが、同じコンドミニアムに住んでいた会社の同僚に、どうしても彼の車で空港まで送って、その車をコンドミニアムまで(私一人で)持って帰って欲しいと頼まれたとき。しかも大雨の中。これもドキドキものでした。

アウェイはつらいよ

どんなことでもアウェイな環境で何かをするのは、かなり緊張することです。まして運転は、一歩間違えれば命にかかわること。

それでも、アメリカやシンガポールで私が運転できたのは、交通標記が英語だからです。これが全く読めない、意味の分からない表記だったらどうなんでしょう。

スウェーデン大使館横の交通標識

警視庁は、今年2017年の7月以降、「一時停止」と「徐行」の交通標識に、それぞれ「STOP」と「SLOW」を併記することを決めたそうです。

一時停止の標識はおよそ170万か所、徐行の標識はおよそ1000か所。また外国人ドライバーを対象に行ったアンケートで、「一時停止」はおよそ2割、「徐行」は3割近くの人が意味を理解していなかったとのこと。

だからこの二つに絞って交通標識に英語を併記する、というような論法で報道されていました。確かにお金が何百億円もかかることのようなので、すぐに交通標識や、交通関連の表記の全てを英語併記するというのは難しいでしょう。

でももし自分が日本で生活したり観光している外国人で、日本語が読めなかったらどうです?私は怖くて、とても運転できません。

グローバル化、加速せにゃ

職場の近くに大使館エリアがあるので、標識を見てみました。外国人が多いエリアだからと言って、特別ではないんですね。うちの近所の標識と、まったく同じでした。東京オリンピックが決まっていなかったら、ずっとこのままだったのでしょうか?

グローバル化が叫ばれて久しい日本ですが、この変化の遅さは…。できるだけ早く、すべての交通関連表示に英語が併記されている日本になればいいなと願います。

 

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ジェーン

ジェーン

外資系企業で働くワーキングマザー。海外駐在と、外資での勤務経験をもとに、仕事に関わる英語の話、マインドセットの話などを中心に書いています。詳しいプロフィールはこちら