「英語が話せない」という苦手意識の原因を追究してみる(下)

前回からの続きです。私の英語苦手意識の原因を、以下の3つにまとめました。

  1. 学習不足(文法、語彙)による英語理解力の低さ
  2. 職業意識の持ち方の甘さ
  3. 過去のダメ経験

1、2は前回分析しました。今回は、触れるのが一番怖い3です。

過去のダメ経験

英語に限らず、誰にでも「思い出すと嫌な気持ちになってしまうこと」はあるはず。他人から見たらくだらないことでも、本人にとっては重大なんて場合もあります。

そして重大なのに、本人も意識していないということもあります。意識していないけど、何かの行動の妨げになっていること。それは見つけるのが難しいし、気が付かないままということもあるかもしれません。

私がそれに気が付いたのは、やはり「マルチリンガルクラブ2daysコース」に出たこと。コースの中に、苦手意識について向き合う時間があったのです。

日常生活で気づかないのは、わざわざ面と向かって考えないから。10分ほどでもいいので、一度しっかり見つめてみるといいと思いますよ。

そしてその気づきを、他の参加者とシェアできたのもよかったです。自分の悩みに面と向かうこともないのに、更にそれを他の人と話すというのは、めったにない機会です。

私のダメ経験とメンタルブロック

私の英語の問題は「話すときについためらってしまう」ことです。その一つのきっかけになったのは、皮肉にも話せるようになりたいと通った英会話コースにありました。

外資に転職後、英語をきちんと話したいと思い、ビジネス英語に特化した、レベルの高い講師を揃えていると評判の英会話学校に通いました。早く上達したいので、プライベートレッスンを選択。

最初のレッスンだったと思いますが、「このコースをとった目的は?」という内容の質問を受けました。私は「英語が上達したい」ということを言いたくて、「brush up」という単語を使ってしまいました。

ちなみにweblioによると「brush up」の意味は、

身なりを整える、(…の)勉強をやり直す、(…の)技術に磨きをかける

です。

で、厳しめの先生に、思い切りこの部分を指摘されてしまいました。

曰く、「brush upは、もうすでにかなりのレベルに達している人が、より磨きをかけるときに使う言葉で、あなたはそのレベルではない」と。

・・・はい、仰る通りです。

相性も大事

確かに正論ですしその通りなんですが、突っ込みかたが半端なかった。もうコテンパン。「はあ」としか言いようがなかったし、「だったらどういうべきだったのか?」というのもない。一方的なダメだし。

これだけでなく、万事がそんな風になってしまいました。レッスン中の会話が、かみ合わない。一言でいえば、相性が良くなかったのでしょう。

書いてしまえば何てことないのですが、これが私にとって「羹(あつもの)」になってしまい、「冷たいなます」すらふく状態になっていましいた。絶対に言えるはずの「Good morning.」すら、言えなくなってしまったのです。

それでどうすればいいのか?

これは答えがありません。ただ、解決する必要はないのではないか?と思っています。

「自分はこういうことを嫌だと思っていた」という事実を受け止めること。それだけで、意外と楽な気持ちになります。

そして「羹には、何度でも懲りればいい」のではないでしょうか?

 

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ジェーン

ジェーン

外資系企業で働くワーキングマザー。海外駐在と、外資での勤務経験をもとに、仕事に関わる英語の話、マインドセットの話などを中心に書いています。詳しいプロフィールはこちら