「英語が話せない」という苦手意識の原因を追究してみる(上)

私は外資系の会社で働いていますが、今でも英語が苦手という意識がとても強いです。英語で話すのはできれば避けたいし、日本語が話せる外国人には日本語で話しをしてしまうほうです。

そんな苦手意識を克服しようと参加したのが、マルチリンガルクラブの2daysコースでした。ガチガチの苦手意識なので、そこですべて消え去るというわけにはいきませんでしたが、その正体を見極めることはできました。

何が相手なのか分からない戦いは、不毛です。「対応するべきものが何か?」がはっきりしたことは、とても大きな成果でした。具体的には以下の3つが、私の苦手意識の原因と考えています。

  1. 学習不足(文法、語彙)による英語理解力の低さ
  2. 職業意識の持ち方の甘さ
  3. 過去のダメ経験

学習不足(文法、語彙)による英語理解力の低さ

文法学習は大学受験以降、特に意識してやったことはありません。でも長めのビジネス関連文書をしっかり読もうとすると、やはり中学・高校で習った文法では薄い気がします。

語彙も大学受験以降は、飛躍的に語彙数を伸ばしたという時期はありません。仕事で必要な語句は覚えますが、それ以外はなかなか手をつけられていない状況。

でも文法も語彙も、学習することでカバーすることができます。学習をどう担保するか?という問題です。

職業意識の持ち方の甘さ

これに気が付いたのは、ある外国人から指摘を受けたときです。もう20年近く前のことです。アメリカからの出張者で、数日一緒に仕事をしました。たくさんの会議がありました。「のどが渇いているのではないか?」と気を遣い、何度かお茶を出したのです。

すると「あなたはそんなことをするために、雇われているわけではない」と、かなり強い口調と表情で非難されました。意外な言葉に、その時は少しショックでしたが、これは私の職業観を大きく変えてくれました。

日本では、若手の女性をプロフェッショナルとして扱う空気は薄いです。でも彼は、その時の私ですら「その道で飯を食っている人間」として扱ってくれました。これはとてもありがたいことです。

外資系企業に転職したのは、それから随分経ってからのことです。職業意識はだいぶ高まっていると思っていました。しかしまがいなりにも外資で働くのに、英語が苦手と言って避けるというのは、職業意識の甘さにほかなりません。

これは英語云々以前に、職業意識の問題。そんなに英語が嫌なら外資で働かず、英語を使わない会社に行けばいいだけです。外資で働き続けるなら、甘ったれるなということです。

3つ目の問題は対処法が分からなかった

過去のダメ体験というのは、話せば身も蓋もないくらいくだらないことです。が、これが意外と根深い。長くなってしまいそうなので、続きは次回にまわします。

 

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ジェーン

ジェーン

外資系企業で働くワーキングマザー。海外駐在と、外資での勤務経験をもとに、仕事に関わる英語の話、マインドセットの話などを中心に書いています。詳しいプロフィールはこちら